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格安SIMの基礎知識(3)MVNOのメリット・デメリット

MVNO スマホ運用 IT通信 IT通信-格安SIM

前回からの続きの内容です。

今回は、SIMフリー端末の利用における最大のメリットをご紹介します。

 

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MVNOって?

MVNOとは、Mobile Virtual Network Operatorの略で、仮想移動体通信事業者のことを指します。この事業者は、移動体回線網を自分では持たずに、NTTなどから借りて通信サービスを提供しています。つまりSIMカードを提供しているんです。

前回説明したとおり、SIMフリー端末は自由にSIMカードを選ぶことができます。

それはつまり、MVNOのSIMカードを使用できるということです。

 

MVNOを利用するメリット

MVNOのSIMカードはなんといっても安い!

通信だけなら月の使用料が1,000円以下、通話付きでも2,000円以下です。

具体的には、人気のあるMVNOであるIIJmioでは、通信プランが月額900円(税抜)、通話付きプランが月額1,600円(税抜)です。

ちなみにソフトバンクの月額は、11月からのスマ放題で計算すると、

通話し放題2,700円+データ定額(2GB)3,500円+S!ベーシック300円=6,500円

更に僕の場合は留守番電話やら保証パックやらつけているので総額7,750円になります。

毎月の維持費が6,150円も違うんです。

まぁ、厳密にはこれだけで単純比較はできないのですが、細かな部分はこのあとに説明します。

でも、これだけ違うとちょっと興味でてきませんか?

もちろん、ただ安いわけではないので、デメリットを説明します。

 

MVNOを利用するデメリット

ひとつは無料通話がなくなること。

最近では、大手キャリアが通話し放題のパックを出してきました。これまでは同キャリア同士や特定回線のみの無料通話だったのが、どこに掛けても無料になっています。

ですが、MVNOはかけたぶんだけ通話料がかかります。おおよそ20円/30秒くらい相場のようです。

ですので、電話をかけることの多い人であれば大きなデメリットになります。

とはいえ、いまやLINEやらスカイプやらFACEBOOKなどなど、身近な人達との連絡手段は電話回線ではなくネット回線で可能な時代です。

また、『楽天でんわ』や『050plus』など、通信回線を利用したIP電話サービスも出てきています。

デメリットには間違いないですが、大きな問題ではないですね。

 

(2014.11.18追記)後日、こんな記事も書きました。

 

楽天でんわの「3分0円プラン」に申し込んでみた。音声遅延もなく通話品質もいいですよ。 - いつもマイナーチェンジ!

 

 

2つめは、キャリアの保証外であるということ。

各キャリアでは、端末と通信契約をセットにしているわけですので、自分のところのSIMカードを使用するからこそ各種サービスを保証しているわけです。

MVNOのSIMカードでも、確かに問題なく使用はできるはずではあるのですが、何か問題が発生しても各キャリアでは責任を持ちませんと公言しています。(但し、auに関しては、カスタマーサービスから問題なく使用できると公言されたという話もあります。)

例えば、定額プランのはずが、通信パケット分すべての料金が計算されて、数十万円の請求がいくこともあり得ますが、そうなっても責任は持ちませんよ、という事です。

こう書いてしまうと、ちょっと怖くなったりもしますが、今のところ、そういう話は聞こえてきません。

まぁ、確かにキャリアとしては、自分のところで動作確認したSIMカードしか保証したくないのは分かる気はします。

このあたりが心配なのであれば、普通にキャリアと契約したほうがよいですね。

 

3つめは、Androidの場合、おサイフケータイの一部が使用できなくなること。

僕はiphoneを使っているため、これはまだあまり詳しく調べていないですが、少なくとも電子マネーの『iD』は、ドコモ本家の通信網を使用しないとうまく動作しないようになっているようです。

『QUICPay』『楽天Edy』などは問題なく使えるということも聞きますが、僕自身利用しているわけではないので未確認情報ではあります。

 

(2014.11.18追記)後日、こんな記事も書きました。

iphoneユーザーが思う「おサイフケータイ」のこと - いつもマイナーチェンジ!

 

 

 

4つめは、テザリングができなくなる場合があること。

これも僕自身はあまり利用していないのですが、できなくなるケースもあるとの事です。問題なくできるという話も多く聞きますが。

 

最後になりますが、最近まではデータ通信量もデメリットとされていました。

ネット回線を利用すると当然ながらデータ通信を行うのですが、大手キャリアでは、その量が7GBを超えると数日間は低速の通信速度でしかネット回線を利用できないように制限をかられてしまうわけです。

この制限のラインが、MVNOでは1〜2GB程度なので、動画などをたくさん見る人はすぐにこのラインを超えてしまいます。

ですが、これももう過去の話となってしまいました。

最近の大手キャリアのプランでは、電話が使い放題になったかわりに、データ通信量を下げたプランを用意しています。

おそらくメジャーとなるのは2GBのプランでしょうから、MVNOとほぼ変わらないということになっています。

 

まとめ 

メリットは、毎月の維持費が劇的に安くなること。

デメリットは、
①無料通話がなくなる、
②キャリアの保証外になる、
③おサイフケータイの一部が使えない、
④テザリングができなくなる端末がある、こと。

なにやらデメリットのほうがボリュームが多くなってしまいましたが、維持費が安くなるのは圧倒的なメリットだと思います。

というか、これに勝るメリットはないですよ。

しかも、少しだけ安くなるとかではなく、半額近く安くなるわけですから。

僕個人としては、①はもともと少ないし、②はそれほど気にならない、③④はもともと使っていない、のでデメリットには感じませんでした。

断然、MVNOの利用をオススメします。