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VAIO Phone専用SIM? 解約金なし? サポートセンターに問い合わせた上でいろいろ考えてみました。

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先日発表されたVAIO Phoneですが、既にいろいろ言われていますね。

そんな中で僕が一番気になったのが「VAIO Phone専用SIM」です。

これまでは端末とSIMカードをセットにするために、端末側にSIMロックがかけられていました。

ですが、「専用SIM」という名称から推測すると、これはSIMカード側にロックをかけていることになります。

このあたり、どうなのか。

気になったので、サポートセンターに問い合わせてみました。

 
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例のごとく、Q&A方式で

※回答は要約したものを僕なりの文章にしていますので、オペレーターの方が話された言葉そのままではありません。

 

質問1.「VAIO Phone専用SIM」という情報をサイトで見たのですが、これは他の端末では使用できないSIMカードということですか?

サポートセンターの回答

そのとおりです。
このSIMカードのご提供は、VAIO Phoneでの使用に限定したものです。その代わり、通常よりもお安い料金で通話付プランをご提供しております。

 

質問2.VAIO Phone自体は「SIMフリー端末」で間違いないですか?

サポートセンターの回答

はい、間違いありません。
他会社のSIMカードを挿して頂ければ、通常どおりお使い頂けます。

 

質問3.SIMカード側にロックがかかっているという認識でいいのですか?

サポートセンターの回答

ご認識としては、それで構いません。
端末側にはロックはかけておらず、他会社のSIMカードを挿してご利用できます。

 

質問4.公式サイトのFAQでは、解約金がないという記載でしたが、間違いありませんか?

サポートセンターの回答

間違いありません。
VAIO Phoneのプランには、解約金がありません。

 

質問5.仮に、申し込んですぐ解約した場合、どうなりますか?

サポートセンターの回答

契約は、お申込み日から1ヵ月単位で更新されますので、最初の1ヵ月間のみは利用料をお支払頂く必要があります。
例えば、3/20にご契約頂き、すぐに解約したとすれば、4/19までのご契約となります。

 

質問6.解約金なし、というのは期間限定でなく、今後も継続してありますか?

サポートセンターの回答

期間を設けているという話は聞いておりませんので、少なくとも今の時点では、今後もずっと解約金はございません。

 

電話を終えての感想

なるほど。

技術的なことは分かりませんが、やはりSIMカード側にロック設定を持っているようです。

まぁ、厳密には端末側にもなんらかの設定はあるのでしょうし、対応してくれたオペレーターの方も技術者ではないので、完全に正確な話までは聞けないのでしょう。

ただ、はっきり言っていたのは、端末自体にはロックはかけていない、という事でした。

ふむ。

せっかく通信契約と端末が切り離されると思っていたのですが、こういう販売方法はまだしばらく残りそうですね。

売る側としてみれば、他社との差別化をするのに「端末」というのは分かりやすいんですよね。

VAIO Phoneを使いたかったら、b-mobileと契約しなければならない、と。

これが許されるとすれば、追随する会社もでてくるかもしれません。

でも、これでは大手キャリアのやり方と全く同じで、利用者側としては支持しにくい販売形態なのですけれども。

 

VAIO Phoneが高いと思われる理由

今回のVAIO Phoneは端末代が48,000円といわれていますが、これはこのままの価格で考えるべきではないと思います。

たとえば、b-mobileの音声付き通話し放題プランは、普通にSIM単体で申し込むと月額2,780円です。

それに対して、VAIO Phoneセットのものは、端末代を引くと月額1,980円です。

1,980円って、音声なしのデータSIMの料金と一緒なんですよね。

じゃあ、音声通話の800円分はどこにいったのかというと、端末代に入っていると考えるのが自然です。

純粋にVAIO Phoneのスペックで48,000円は高いです。

でも、音声通話800円x24回=19,200円がのっかっていると考えたらどうでしょう。

端末代は、28,800円です。

これならスペック的にも妥当じゃないですか?

端末代金に通話基本料をのっけることで、通信契約と端末をくっつけたってことなんです。

くっつけるメリットは当然ながら、他社へ行かれないようにすること。

解約金を10,000円徴収されるのと、どちらがいいでしょうかね。

 

長く使う前提なら、お得に使える

解約金で一番困るのは、途中で機種変更する時です。

2年契約における解約期間は1ヵ月しかありませんから、その期間内で運よくお得なキャンペーンがあるとは限りません。

ほとんどの場合は、解約金分も考慮した上で機種変更するかどうか考えるのではないでしょうか。

それに対して今回のVAIO Phoneの手法は、時間が経てば経つほど減額されるイメージです。

仮に、22ヵ月間使用したと考えれば、通話分の800円を使えないのは2ヵ月間だけなので1,600円。

とすれば、解約金を10,000円とられるよりは被害が少なくて済みます。

つまり、おおよそ2年くらい使ったら変更する、とうい前提であればそれほど損はしないので、機種変更時期は融通がきくってことです。

もっと言うと、2年以上使えば、さらに毎月800円ずつお得になるという見方もできます

そう考えると、「2年縛り」ほどの悪質さはないように思えますね。

ただし、格安SIMとして考えた場合、音声付SIMで解約金が発生するのは、ほとんど1年以内です。

それ以降はなんの縛りもないのが一般的ですので、そこと比べると疑問が湧きます。

「2年縛り」よりも軽いとはいえ、通信契約と端末の紐付けをよく思わない人も多いはず。

結局のところは、VAIO Phone自体にどのくらい魅力を感じるか、というところになるのかもしれません。

 

「解約金なし」も納得できる

ところで、通話付SIMで「解約金なし」というのは、僕が知る限り他社ではありません。

なぜ、VAIO Phoneプランだけがないのでしょうか。

今はMNPすれば、MNP一括0円キャンペーン等を利用して激安でスマホを利用できます。

それを悪用して儲けようとすればできてしまうわけですが、今回のVAIO Phoneの音声プランでは、悪用しようとしてもメリットがありません。

MNPで儲けるのが目的であるとしても、端末代48,000円は支払わなければならないわけです。

そして、端末だけ売ろうとしても、VAIO Phoneを48,000円で買う人ってあまりいないでしょう。

だって、音声通話分の19,200円がのっかってるわけですから、本来は28,800円クラスの性能なんです。

それだけお金出すなら他にいい端末がありますよ。

VAIO Phoneはb-mobileでそのまま使うからこそ旨味がある端末ってことです。

仮にすぐ解約されたとしても、先に19,200円もらっているのですから、b-mobileとしては解約金以上に利益があるわけです。

悪用できないし、そもそも解約されても問題ない。

だから、解約金も必要ないのですね。

 

あとがき

“まよい犬

うーん、なんとも微妙な思いです。

ようやく、通信契約と端末の切り離されると思っていたところに、また別の販売方法が出てきました。

売る方も必死に考えているということですね。

あまり喜ばしいことではありませんが、販売側の思いも分からなくはありません。

利用者側としては、それも含めて契約会社を選択していくしかないのでしょうね。

少なくとも選択の自由はあるわけですから。

というところで、今日はここまで。

 

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