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焼肉における限界の向こう側

生活 生活-ネタ

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今日はただの思い出話です。

ついさっき、ツイッターで食べ物の好き嫌いをしてたんですが。

僕は食べ物に関しては好き嫌いがありません。

ゲテモノとかは別ですが、味や食感で食べられない物って思いつきません。

あえて好んでは食べないって物があるくらい。

食べろと言われれば、まぁほぼ食べられるはず。

でも、

過去に一度だけ、どうしても受け付けなくなった食べ物がありました。

 

それは会社の焼肉パーティでの話

とは言っても、数名の小さなところでしたけれど。

そこの社長は、とにかくオラオラ系の方でして。

そんな人が主催で催される焼肉パーティも、当然のように業務命令が飛んできます。

「絶対に残すなよ。」

変な言葉じゃないですよね。

買ってきた材料はその日のうちに全部食べようってことですから。

ただ、その社長。

変なポリシーを持ってます。それは、

『焼肉で肉が足りなくなるくらいなら、死んだほうがマシだ』

とにかく、食べることが大好きな人で、背が高い上に横幅も凄いです。

そんな人ですから、焼肉は大好きで、とにかくお腹一杯になるまで、満足するまで食べたいわけです。

腹八分目とかなし。

だから、肉とか本当に大量に買ってくるんですね。

まぁ、ここまで書けばもう大体の流れは分かるでしょうから細かくは書きませんけど、とにかく焼いて焼いて食べて食べて、自分が満足したら自分は終了。

あと残った肉は僕が処理をするわけです。

ちなみに、他のメンバーは全員女性なので、肉の処理班は僕だけというスンポーです。

 

いざ開始

さて、途中までは楽しく美味しく食べてます。

昔のことなので、細かくは覚えてないですが、ご飯4杯(2合くらい?)と、焼肉3、4人前くらいかな。美味しく食べたられたのは。

もちろん、これだけ食べたら僕もお腹いっぱいです。

問題は、その後ですよ。

「よし終了! あと頼むな! ぜっっっっっっっったいに残すなよ!!!!」

この時にどのくらいの量が残ってたと思います?

残ってたのは、

ご飯1合くらい、牛サガリ3パック。

パックのグラム数は覚えてないですが、普通に一人前くらいあったはず。

これを残さずに1人で完食せねばなりません。

ちなみに、食べる前からすでに、もう食べられないくらいにお腹いっぱいです。

なんだかんだ言って、パンパンまで食べたら、持って帰って食べろって事になると思ったんですよ。

だから、結構普通にお腹いっぱいなるまで食べちゃった。

本当にもう入らないくらいにお腹いっぱいでした。

でも甘かった。

「ご飯も、ぜっっっっっっっったいに残すなよ!!!!」

ご飯は今日食べなくてもいいじゃない、なんて事は通じません。

ご飯1合くらい、牛サガリ3パック。

自分の限界を超えて食べるしかありません。

業務命令ですから。

 

掃討戦

焼肉は昼から始めたので、僕が1人になったのは14時くらいだったでしょうか。

女性陣は早々に退散して仕事に戻ってます。

ちょっとずつ食べていくのですが、なかなか箸が進みません。

それでも時間をかけながら、ちょっとずつ食べていきます。

お腹が一杯の時に肉って、ほんとにきついです。

特に脂身。

噛むとジワッとくるのが、たまらなくキツイ。

だから噛めないんですよ。

口の中に入れたはいいけど、噛むと吐きそうになるから噛めない。

だから飲み込めない。

となると、どうするかというと。

食べる前にできるだけ小さくカットして、さらに割り箸でつついて柔らかくします。

つまり、人工的に噛んだ状態を創りだした上で、口に入れた瞬間に飲み込むわけです。

それでも、終盤になると、飲み込むのすらキツくなってきます。

ご飯もありますしね。

ご飯は脂身ほどの辛さはないものの、単純に腹に入っていかない。

飲み込めないですね。

当然ながら、こんな状態だと、水で流し込むなんて無理です。

腹がパンパンなわけですから、水分だって受け付けません。

とにかく、自分を騙しながら、時間をかけて入れていくしかありません。

ちょっとずつ、ちょっとずつ。

時間は何時だ。

なんとか食べ終わった時には、もうだいぶ日は落ちていたので、たぶん18時くらいだったんじゃないでしょうか。

この時の状態といったら、本当に凄かったです。

喋ることすらできずに、ただ横になってることしかできませんでした。

動くと出てくる。

喋っても出てくる。

動けない。

僕の様子を心配して窓から様子を見てくれていた社長の奥さんが、いろいろ声をかけてくれたのですが、なんて言われたのかもよく覚えていません。

ただはっきり覚えているのは、嬉しそうに笑いながら僕を見ている社長の顔だけでした。

 
どのくらい横になっていたのか、あまり覚えていませんが。

このままずっと芝生に横になっているわけにはいかないので、なんとか車を走らせて帰らねばなりません。

21時くらいだったんじゃないかなぁ。

吐き気も収まってきて、なんとか家までたどり着きました。

でも具合悪くて、なにもしたくないですし、家でもずっと横になってました。

気持ち悪くて寝られなかったですけど、ずっと横になってました。

 

二日目

いつの間にか寝てしまって、朝起きたら、具合はだいぶ良くなってました。

でも当然ながら、朝食は食べる気になれません。

いつもなら3食絶対に食べないと気が済まない僕ですが、この日ばかりは食べませんでした。

お昼。

食べる気が起きません。

夜。

食べる気が起きません。

しかたないので、寝ることにしました。

 

三日目

朝起きて、具合はそれほど悪いわけではありません。

気分はすぐれないですけれども。

朝ごはん。

食べる気が起きません。

そして、昼。

さすがにそろそろ何か食べておくべきだろうと思って、消化の良いであろう蕎麦をコンビニで買ってありました。

蕎麦なら、食欲がなくてもスルッと流し込んで食べられるはず。

そう思ったのですが甘かった。

全然入っていきません。

最初の一口を飲んだ時点で、もう無理。

ギブアップ。

夜も何も食べませんでした。

 

四日目

朝起きました。

食べる気が起きません。

お昼。

もうまるまる2日、何も食べていません。

お腹もすいた感じもありません。

ただ食べたくない。

でも、

このままじゃやばいと、さすが思いました。

食欲が沸かない理由は、たぶん、まだお腹に何か入ってるから。

普通は消化するか、排泄するかで、胃の中のものがなくなるじゃないですか。

この時はそうじゃなくて、ずっと胃に中にあるような感覚でした。

これを出さないと、なにも始まらない感じでした。

吐き気はなかったのですが、もう吐くしかないと。

そう思って、昼休みにトイレに篭って、口に手を突っ込んで吐くことにしました。

最初は何もでてこなくて、カハッ!とかなるだけだったんですが、何度かトライしているうちによくやくリバース。

そしたら、出るわ出るわ、すごい勢いですごい量が出てきました。

そして、残骸を見ると、真っ黒。

牛サガリ........お前か.........。

体の仕組み的なことはよく分かりませんが、消化も排泄もできない状態で、ずっと胃の中に牛サガリがあったんですね。

吐いてる時は苦しかったですが、一通り終わった後は、気分的にも体調的にもかなりスッキリしました。

腫れ物がとれた感じ。

昼休みはそれだけで終わってしまったので、午後からは普通に仕事をして家に帰りました。

夜にはようやくお腹もすいてきて、その時に食べた一杯の鮭茶漬けは最高に美味しかったです。

泣きそうになりました。

神様ありがとう。

 

その後

五日目以降はようやく、普通の生活に戻りました。

いつもの仕事のいつもの朝食。あの子は今日も元気だね。

さて、

さすがにこんな事があると、好き嫌いがない僕でも、しばらくは牛サガリが食べられなくなりました。

トラウマというか、

見ただけでこみあげてくるというか。

数年間はダメでしたね。

いつの日からか、大丈夫になりましたけど。

忌まわしい記憶が想い出に変わったんでしょうかね。

 

あとがき

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後日、オラオラ社長のお茶に鼻くそを入れてやりました。

美味しそうに飲んでました。