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一眼動画を始める時に、まず買っておいたほうがいいもの4選。写真撮影のアイテムとは、ちょっと違います。

僕がミラーレス一眼で動画を撮り始めたのが、いまから1年ほど前。

当時はカメラだけあれば動画が撮れると思っていたものですが、実際やってみると、全然そんなくとはなく。

地味にいろいろ必要なんです、一眼動画は。

ということで、一眼動画を始めるにあたって、用意したほうが良い物を紹介していきます。

 
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1.動画編集ソフト

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とにかく必須。これがないと、せっかく撮った動画も意味を成しません。なにはともあれ、最優先で用意するべし。

じゃあ、何を使えばいいってことですが。

結論から言いますと、

Macならば、Final Cut Pro X。
絶対間違いない。買い切りのパッケージ版アプリで、34,800円也。(2018年3月10日現在)
僕もこれを使ってます。
Appleらしく、直感的で使いやすいと思います。

Windowsならば、Adobe Premiere Pro。
こちらはクラウド版アプリで、月額3,180円(1年契約なら月当たり2,160円)
Photoshop等を使い慣れた人ならば、AdobeのU/Iのほうが使いやすい面もあるかもしれません。
僕も一時期使ってましたが、MacだとやっぱりFinal Cut Pro Xが使いやすかったので、こちらは数ヶ月でやめました。

YouTuberの多くの方々も、このどちらかを使っている人が多いように聞こえてきます。

ここでひとつ思うことがあるでしょう。

Macなら、標準で iMovieがあるから、それでいいんじゃない?って。

どうしてもお金が工面できなければ仕方がないですが、基本的には上記のどちらかを最初から買ったほうがいいです。なぜならば、無料の標準アプリは無料だけに、できることがかなり限られています。やろうとしても、ちょっとしたことができなかったりします。そうやって、やりたいと思ったことができないと、つまらなくなってきます。それに加えて、編集ソフトの操作も最初はよく分かりませんから、その結果、楽しくなる前に嫌になる可能性があるわけです。

でも、有料アプリならば、大抵のことはできます。しかも、お金を出して買ったからには、途中で投げ出すわけにもいかないという決意も出ますから、多少、操作が難しくてもなんとか覚えようとしますし、調べようとします。そうやって操作を覚えてしまえば、こっちのもの。どんどん楽しくなってきますよ。

ですから、動画を楽しみたいと思ったら、編集ソフトは絶対に買ったほうがいいです。

別にここのアフィリエイトから買う必要は全然ないので、各自、検索して購入して下さいまし。(Adobeのリンクのほうは、ただのリンクでアフィリエイトじゃありませんので安心してクリックして下さい。)

Final Cut Pro

Final Cut Pro

  • Apple
  • ビデオ
  • ¥34,800

参考リンク

 

2.NDフィルター

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ほぼ必須。

動画撮影においては、シャッタースピードは固定で撮ることが基本で、原則としては、フレームレートの2倍を分母の数値とするのが適正と言われています。

24pならば、1/50秒。
30pならば、1/60秒。
60pならば、1/125秒。

なぜ適正かというと、動画は言ってしまえば、連続した静止画を次々見せているものなのですが、その静止画というのはガチピンであればいいというわけでもなく、動きのあるものは少しブレていたほうが動画としては滑らかに見えるため、このあたりのシャッタースピードが良いとされているわけです。極端に言えば、ブレがなく完全に止まった写真を連続して見ると、コマ送りのようなカクカクした映像になるということです。

で!

写真を趣味にする人なら分かると思いますが、上記のシャッタースピードは長めですよね。写真撮影でこの設定を使うと、日中なら露出オーバーになるはず。

動画でも、もちろんそうなんです。露出オーバーになります。

絞りでも露出の調整はもちろんできますが、絞りだけだと全然足りませんし、絞りすぎるとボケ味も出せませんから表現力が低くなります。ISO感度で調整もしますが、ISO200にしたところで、たかが知れてます。

なので、必要になるのがNDフィルターなわけです。

厳密に言えば、屋内で撮るだけなら不要です。そこまで光量がありませんから。あと、曇の日でも不要です。でもしかし、普通に日の照った日中に撮ろうと思ったら、絶対に必要です。

最初に買うのは、ND8かND16あたりがいいかと思います。僕は最初、ND16を1枚だけ買って撮っていました。これ1枚で完全対応というわけにはいきませんが、まぁなんとかなります。

一番良いのは、可変NDフィルターという代物で、ND4〜400等に自由調整できる便利アイテムがあります。

但し、この可変NDフィルターについては下手に安物を買うと失敗することが多いようです。色ムラが出たり、周辺が黒くなったり。僕もいろいろ調べる過程でたくさんの悲鳴を見てきましたから、安物買いの銭失いを地で行く商品と予想されます。そんな評判を聞いて、僕が買ったのはKenkoの商品で、36,000円くらいしました。たっけぇ.........。但し、今となってはもっと早く買っていれば良かったと思うくらいのアイテムでした

何故かというと、露出の自由度が全然違うからです。

先程も書いたとおり、基本はシャッタースピードが固定になります。これが何を意味するか。『露出を変えられる設定がひとつ死ぬ』ということです。

つまり、露出調整は「絞り」と「ISO感度」のみでやらないといけない。これが地味にキツイ。だって、絞りはボケに影響するし、ISO感度はノイズに影響するし。露出調整において、シャッタースピードを使えなくなるのはキツイんですよ。

でも、可変NDフィルターがあれば世界が変わる。ここでかなりの露出調整が可能になりますから。やってみれば分かるこの幸せ。

とは言っても、フィルターごときに36,000円出すのは勇気がいると思うので、最初はND16でいいとは思います。動画にどっぷりハマったら、その時に可変を買うのがいいかと。(ちなみに、可変NDフィルターのフィルター径は、それほど種類がないので、使う際にはステップアップリングも合わせて使うことになります。)

Kenkoの商品が一番評判が良いですが、Marumiの商品もコスパはいいようですよ。

シャッタースピードについて、もう少し知りたければ、こちらの記事もどうぞ。

参考記事

 
 
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▲これがKenkoの可変NDフィルター。PLフィルターのようにクルクル回して調整します。

 

3.UHS-II Class3の「SDカード」

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必須とまでは言わないけど、あったほうが断然便利。

想像つくと思いますが、動画はファイル容量が写真の比じゃありません。でかいです。

例えば、4K30pで1分ほどの動画は、ファイルサイズが約1GBになります。

これくらい大きいサイズになってくると、書き込み速度が遅いSDカードだと、録画が途中で強制終了する場合があります。僕はコンデジのLX100というカメラを持ってまして、これも4Kが撮れるのですが、Class10のSDカードだと1分も撮れずに録画が終了してしまうことがよくありました。

それに加えて、当然パソコンへコピーする際も全然違います。 僕が趣味で映像作品を撮る場合などは、平気で100GBくらい撮るのですが、これを全部コピーするとなると、それなりの時間がかかります。UHS-IIでも20〜30分かかるのかなぁ。

書き込みでも読み込みでも、両方不都合が出てきますので、UHS-IIは最低1枚は持っておいたほうが幸せになれます。容量は64GBをオススメします。下手にケチって32GBにすると、足りなくて結局買うハメになりかねませんから。僕はむしろ、最近では128GBが必要かと思ってるくらいです。

個人的には、ノーブランドのものだと信頼性に欠けるので、安心のSandiskが気に入ってます。

 

 

4.一脚

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写真撮影においては三脚がメジャーかと思いますが、動画撮影では断然「一脚」です。

なぜならば、動画撮影は動き回ってなんぼだから。

風景写真などと違って、同じ場所から固定で撮っても楽しくないんですよ。というか、見る側としても、変化がなくてつならない映像になってしまう。

動画は動いて撮らないといかんのです。

で、最近のカメラはボディ内手ぶれ補正が付いているので、動き回って手持ちで撮っても大丈夫!と思うかもしれません。半分正解ですが、半分は違います。手持ちはやっぱり微妙にブレます。見ていて酔うほどにはブレませんが、三脚などで固定した映像と比べると、微ブレがあるだけで途端に素人くさい映像になります。がっかり。

かと言って、三脚だと機動性がかなり悪いし、足を広げる必要があるので場所をとってしまいます。特にイベント等の撮影では、人混みの中で撮ることになりますから、三脚なんて広げてたら大迷惑です。だから、一脚なのです。

三脚ほどガッチリと固定はできませんが、手持ちとは比べ物にならないほどの安定性が出ます。ビデオ雲台と組み合わせれば、それなりの映像になりますよ。移動する際も足をたたまずにそのまま移動できますからスピーディです。

個人的にオススメしたいのは、足部分が小さな三脚になっているタイプ。1本だけで支えるタイプより断然安定します。

僕が使っているのは、これですが、安いわりにはかなり使いやすく、とりあえず買っておけば動画撮影では必ず役に立つと思います。

良い点1つ目。
ビデオ雲台が必要十分の性能。
プラスチック性で見た目はちょっとチープですが、オイルフリュードですので、ヌルヌルっと滑らかに動きます。そのへんの三脚雲台と違って、手で操作してもカクカクした動作になりにくいのが素晴らしい。

良い点2つ目。
足部分が三脚なので安定するのに加えて、そこだけ取り外せるので、ミニ三脚としても使える。地味に活躍します。

マジでおすすめです!

 
 
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▲このミニ三脚が意外と活躍します。

 
 

動画は楽しいぞ!

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細かく言えば、まだあるのですがね。電動3軸ジンバルとか、外部マイクとか。でも、それを言い出すと、お金がいくらあっても足りませんので省略します。(お金がある人にはジンバルも勧めたいですけどね。楽しさが2段分くらい上がりますので。でも高いですからね......。)

ここで書いたものを揃えるだけでも、

Final Cut Pro X 35,000円。
NDフィルター 4,000円。
UHS-II SDカード 64GB 17,000円。
一脚      10,000円。

合計 66,000円。

結構、いきますね。

まぁ、上2つの39,000円が最低初期投資でしょうか。

最初はちょっと高いと思うかもしれませんが、やりだすととても楽しいですし、奥が深い世界でやりごたえもありますよ。

特に楽しいのは、映画のように色味を調整するカラーグレーディングなのですが、長くなりすぎるのでまたの機会にします。これも楽しいんですよ〜。

さぁ、新たな沼へ飛び込もう!(おい)

あ、最後にひとつ。

一眼カメラで動画を撮ると、屋外では風の音が「ブォォォオオーー!!」と豪快に入ります。この対策はやっておいたほうがいいので、過去記事を参考にしてみて下さい。

 

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