きましたね〜。
ソフトバンクが、子会社であるソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ワイモバイルの4社を合併すると発表しました。
合併は2015年4月1日の予定。
いろいろなサイトで話題になるくらいの大きな発表です。
久しぶりのソフトバンクの話題
いろんなサイトで記事が書かれていましたが、こちらが非常に分かりやすく解説してくれていました。
“ついに来た”ソフトバンク合併でワイモバイルの運命は?(石川温氏寄稿) - 週刊アスキー
背景も含めてとても納得できる解説なので、こういう記事は非常にありがたいです。
記事ポイントをおおよそ要約すると、
周波数の割り当ての際、ソフトバンクとイー・モバイルという2つの会社を持っておくことで、それぞれで周波数を確保しようとした。
実際の割り当ての際、総務省の「グループ会社は1体として見なす」という判断により、イー・モバイルが除外されたため、分けている意味がなくなった。
キャリアアグリゲーションをやるには、会社をひとつにしなければならない。
ドコモに対抗するために2社で周波数を確保しようとしたところ、それができなかったので会社を分けておく必要がなくなったということですね。
更にキャリアアグリゲーションは、確かにソフトバンクだけが一足遅れている状態ですので、早急になんとかしたいはずです。
通信速度というのはモバイルサービスにおいてかなり上位にくるポイントですから。
ちなみにキャリアアグリゲーションとは『複数の周波数帯を束ねることで通信速度を高速化する技術』のこと。WiMAX2+での説明では、高速道路を例に、1車線だったものが2車線になるというイメージ図で解説していました。
さて、それはそうとして。
僕が一番気になるのは、記事にもあるように、やっぱりワイモバイルの今後です。
今回の発表では、ワイモバイルのブランドと店舗は存続するとの事ですが、ずっと残るとは思えないのです。
ワイモバイルは現在、Nexus6等、SIMフリー端末を中心に安くスマホを使えるサービスを提供しています。
ちょうど大手キャリアとMVNOの中間に位置する価格帯でした。
でも、ソフトバンクの方向性を見ていると格安SIMという薄利サービスには興味がないように見えます。
SIMロック解除の義務化にしても、「ニーズがない。」という内容の事を言っていた記憶がありますし。
それらを考えると、高品質、高価格のサービスに統合していくように思えてしまいます。
うーん、どうなっていくんでしょうね。
あとがき

しばらく大きな動きがなかったソフトバンク。
モバイルサービス直接の話題ではないものの、なんか久しぶりのニュースなように思えます。
次は直接的なサービスに関するニュースがほしいなぁ、なんて勝手に思ってみたり。
というところで、今日はここまで。