ソニーの「Xperia」の旧モデルがイオン経由で、so-netの格安SIMとセットで利用できるようになるようです。
端末の価格は最新機種の半額程度との事なので、3~4万円程度ということでしょうか。
早ければ2015年春にも実現するとの事です。
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ソニー「エクスペリア」を格安スマホに投入へ イオンから発売 高級モデル路線を変更 - SankeiBiz(サンケイビズ)
Xperiaは数世代前の機種でも十分な性能を持っていますので、維持費を優先する層には嬉しいニュースですね。
ソニーはモバイル事業で大幅な赤字をかかえているとの報道がありますので、活気のあるサービスに参入して挽回したいのでしょう。
ある意味、当然の拡販だと思います。
高級路線からはずれる、という意見も聞こえてきますが、僕はそうは思いません。
最新機種は相変わらず高スペックでリリースされるわけですから。
格安SIM市場へ出るのは、あくまで旧モデルのみ。
Xperiaであれば、旧モデルでも格安スマホと言われる機種と対等に勝負できると思います。
しかもイオンでの販売となると、入り口の敷居はかなり下がります。
そして、今までの格安スマホは、多くの人にはまだまだ聞きなれないメーカーの端末が多いので、あまり詳しくない人からすればいまいち不安な面があったはずです。
ですが、ソニーであれば、日本で知らない人はいないでしょうから、端末に対する安心感が増すのは間違いないと思います。
OSのバージョンアップはどうなる?
ちょっと気になるのは、OSのバージョンアップくらいでしょうか。
日本で発売されるAndroid端末は、発売しているメーカーの都合で、OSのアップデートがあってもすぐにバージョンアップできなかったりします。
更に言うと、時期が遅れてもバージョンアップできればいいですが、バージョンアップ自体できない機種もあったりします。
このあたり、今後は対応が変わってくるのかもしれませんが、ひとつの注意点ではあると思います。
あとがき

ソニーは、なんだかんだ言っても好きなブランドです。
不振であるモバイル事業は、本当にがんばってほしいです。
そんな中で今回のアクションは、結構有効に思えます。
最新機種を追いかけたい層とは別に、ひと世代前の機種で安く使いたい層は間違いなくいますので。
というところで、今日はここまで。