niftyの格安SIMサービスである「NifMo」で料金改定がありました。
これまで他社と比べて割高だった4GBプラン、7GBプランを他社並みまで下げてきています。
改定は本日2015年2月1日から。
これでようやく料金面でも競争できるようになりました。
早速、「IIJmio」の比較に加えて「OCNモバイルONE」も追加して比較表を更新しました。
★(2015.3.16追記)IIJmioの最新の比較表はこちら
IIJmioが通話半額&家族通話割引を発表! 「OCNモバイルONE」「DMM mobile」との比較表を更新しました。 - いつもマイナーチェンジ!
更新した比較表
NifMo | OCNモバイルONE | IIJmio | |
---|---|---|---|
データSIM月額 | |||
70MB/日 | - | 900円 | - | 100MB/日 | - | 1,380円 | - |
2GB | 900円 | 1,100円 | 900円 |
4GB | 1,600円 | 1,450円 | 1,520円 |
7GB | 2,800円 | 1,800円 (但し500Kbps) |
2,560円 ※1 |
通話付SIM月額 | |||
70MB/日 | - | 1,600円 | - | 100MB/日 | - | 2,080円 | - |
2GB | 1,600円 | 1,800円 | 1,600円 |
4GB | 2,300円 | 2,150円 | 2,220円 |
7GB | 3,500円 | 2,500円 (但し500Kbps) |
3,260円 ※1 SIM3枚まで+700円/枚 |
通信速度 bps | 高速:下150M, 上50M 低速:上下300k |
高速:下150M, 上? 低速:上下200k |
高速:下150M, 上50M 低速:上下200k |
違約金 | 音声SIMのみ6ヵ月目まで8,000円 | 音声SIMのみ6ヵ月目まで8,000円 | 12,000円から毎月千円減額。 13ヵ月目以降なし。 |
通信容量上限 | 3日間の上限あり。 2GBプラン;400MB 4GBプラン;700MB 7GBプラン;1GB |
なし | クーポンOFF時のみ |
オプション | |||
キャッチホン | - | 200円/月 | - |
留守番電話 | - | 300円/月 | - |
SMS ※2 | 150円/月 | 120円/月 | 140円/月 |
その他 |
バリュープログラム 無料Wi-FIスポット 月1回、プラン変更が可能 ◆以下有料サービス あんしん保証 訪問レクチャー @niftyまかせて365 常時安全セキュリティ24 @nifty 優待サービス @nifty接続サービスセット割 |
翌月繰越あり ターボON/OFFスイッチ 無料Wi-FIスポット 月1回、プラン変更が可能 050plus無料 OCN光とのセット割引 |
翌月繰越あり クーポンON/OFFスイッチ 低速時3秒ブースト ◆BIC SIMの場合 無料Wi-Fiスポット |
※1 SIMカード3枚のファミリープランです。
※2 通話付SIMでは標準でついています。
参考リンク:
NifMo、
OCNモバイルONE 、
IIJmio
変更点① 4GBプラン、7GBプランの料金
改定内容は以下のとおり。
プラン | 旧料金 | 新料金 |
---|---|---|
データ 4GB | 2,500円 | 1,600円 |
データ 7GB | 3,500円 | 2.800円 |
音声 4GB | 3,200円 | 2,300円 |
音声 7GB | 4,200円 | 3,500円 |
大幅に値下げされたのですが、これは今までが高すぎたのであって、これでようやく他社並みになったということです。
最初の発表時、4GBと7GBの料金の高さに驚きました。
なぜそこまで強気の料金設定にできるのだろう、と。
でもやっぱり、ネームバリューだけでは勝負できなかったということなんでしょうね。
今の時点で格安SIMを選ぶ層は、それなりに自分で情報収集して判断できる人たちですから、意味もなくただ高いと勝負にならないのは当たり前です。
このあたりは、やはりプロバイダ大手のエゴが出たように思えますね。
変更点② プラン変更サービスの開始
月単位でのプラン変更ができるようになりました。
これはありがたいサービスです。
つい少し前にOCNも同じサービスを始めていますが、他のMVNOでやってないところを見ると、やはり大手ならではのサービスになるのでしょうか。
帰省や旅行で一時的に通信量が増えることが分かっている場合もありますので、結構ポイント高いサービスだと思います。
変更点③ セット割の開始
これは2種類あるようです。
▶機器セット割
スマホとセットで契約すると、月額200円割り引かれます。
▶@niftyサービスセット割
以下のサービスを契約していると、月額200円割り引かれます。
@nifty光ライフ with フレッツ、@nifty光 with フレッツ、Bフレッツコース、@nifty auひかり、
@nifty コミュファ光、ADSL接続サービス、フレッツ・ADSL(スペシャルコース含む)
両方適用できれば月400円安くなりますので結構大きいですね。
ここに上手くマッチする人には、結構ポイント高いと思います。
NifMoはオススメか
サービス面だけ見ると、結構オススメできる内容になってきたように思えます。
特に、既にいくつかの niftyサービスを利用中の方にはいいのではないでしょうか。
あとは通信速度がどの程度安定して出るかというところです。
まだ加入者があまりいないのか、速度レビューの情報は入ってこないのでなんとも言えないのですが、「IIJmio」や「OCNモバイルONE」くらいの速度であれば、これから人気が出てきそうにも思えます。
ネットプロバイダ最大手だけにネームバリューがあるのは大きいですからね。
ただ、ひとつだけ気になるのは3日間制限がまだあるところ。
個人的には地味に効いてくる部分なので、ここがある限りは、まだまだ「IIJmio」や「OCN」の方が使い勝手いいと思います。
あとがき

やはりプロバイダ大手というのはなんだかんだ言って強いんですよね。
ノウハウもあるでしょうし、他サービスと合わせた割引もできるでしょうし。
まだMVNO業界ではあまり名前が聞こえてきませんが、徐々にシェアを広げてくるかもしれませんね。
というところで、今日はここまで。