つい数か月前に3G版の「priori2」が発売されたばかりですが、続けてLTE版も3/5に発売です。
3G版は1万円程度で買える安価なSIMフリー機として人気がありますが、今回のLTE版は17,800円との事。
デュアルSIMである事が注目点ですが、スペック的にどうなのか見てみました。
おおまかな仕様
* OS: Android 4.4.4 KitKat
* CPU: クアッドコア 1.2GHz
* RAM 1GB
* ROM 8GB
* ディスプレイ: 4.5インチ
* SIMスロット: microSIM x 2 (Dual-SIM)
* ネットワーク: slot1:LTE(Band1,3,19)、W-CDMA(Band1,6,19)、 slot2:GSM
* バッテリー: 1700mAh
* カメラ: 背面500万画素、前面200万画素
第一印象は、「惜しい!」の一言。
LTEに対応したと聞いて、おぉ!と思ったのですが、対応したのは片方のスロットのみで、もう片方はGSMです。つまり2G回線。
スロット1は国内で使えますが、スロット2はあくまで海外専用という事ですね。
うーん、残念。
スロット2もLTE対応なら、他のSIMフリー機との差別化が図れるのですがね。
3G版では1万円程度だった価格も、LTE版だと17,800円。もう少し予算を増やすとZenFone5などの別端末も買えるので、悩ましいところです。
でも、少しずつ進化しているのは確か。
3G版の発売は2014年12月27日ですから、わずか2ヵ月程度でLTE版が登場したのを考えると、両スロットLTE対応もそれほど遠くないかもしれません。
あとは価格でしょうかね。
今回8,000円程アップしたので、両LTE対応版は更に8,000円アップと考えると25,800円。デュアルSIMに対する価値をどうみるかで価格への印象も違ってきますが、まぁ、高くはない気はします。
そして、そこから更に、スロット1と2の切り替え不要で、同時使用が可能であれば、もっとおもしろい端末になってくるように思えます。
そういえば、Appleも一時期、「Apple SIM」なんていう、デュアルSIMのようなものが話題になったことがありましたが、その後は話が聞こえてきません。どうなったんでしょうね。
あとがき

安価なデュアルSIM機は、ちょっと触ってみたい気がします。
スロットの切り替えの使い勝手は、実際どんな感じなのか。
SIMカードを通話と通信に分けて使うとすれば、やっぱり切替が面倒なのかなぁ、とか。
通信用のSIMカードの時は電話を受けられないわけですし。
なんてことも含めて、やっぱり気になる端末ではあるのでした。
というところで、今日はここまで。