僕がb-mobileを使い始めてから1ヵ月が経ちました。
ユーザー満足度がイマイチ低いと聞こえてくる b-mobileですが、実際のところどうなのか。
僕がb-mobileと契約したのは、どのくらいの速度が出ているのかを具体的に数字で知りたかったからです。
そのため、通信速度を1ヵ月間、毎日計測してみました。
そのデータをもとに、使い勝手をご報告いたします。
通信速度一覧
単位はMbpsです。
おおよそ2〜3時間おきに計測してみました。(空欄の箇所もありますが^^;)
ちなみに、僕が契約しているのは b-mobile高速定額(無制限プラン)です。
セル色をピンクにしている箇所は、速度が700Kbps以下の場合。
UQコミュニケーションズがWiMax2+の説明の際、「動画を問題なく視聴できる速度」として700Kbpsを基準にしていました。
なので、それに習ってみたわけです。
さてさて、それでは特徴を見ていきます。
特徴① 2月は遅い、3月は快適
まずひと目見て思うのは、2月と3月で明らかに速度に違いがあるところ。
2月は全般的にピンク色が多いですよね。
それに対して、3月に入ると、何故かほとんどピンク色がなくなります。
これ、実際の使い勝手の感覚もまさにそのとおりで、2月のうちは「遅いなぁ」と思っていたのですが、3月中はそう思うことがほとんどなく、動画なども快適に外で見ることができました。
なぜなのか、もちろん理由は分かりません。
ただ、はっきり言えるのは、「その時々によってムラがある」ということではないでしょうか。
快適な時もあれば、遅くて使い物にならない時もある。
つまり、いつでも快適な状態では使えるわけではない、ということが言えると思います。
特徴② 一番遅くなるのは「平日のお昼時」
時間帯別に見てみると、一番速度低下が多いのはやはり「平日のお昼」です。
2月中はおおよそ100kbps程度しか出ておらず、はっきりいって使い物になりませんでした。
但し、お昼時とはいっても休日になると話は変わり、快適に利用することができます。
土日に関してだけいえば、お昼にかぎらず、一日とおして快適な利用ができていました。
また、お昼時ほどではないとはいえ、朝と夕方も比較的遅い日が多いです。
これは通勤時の利用とかぶるのでしょう。
つまりは、一番使いたい時には速度がでにくいとも言えるかもしれません。
特徴③ 平均値で一番遅いのは深夜帯
1ヵ月間の各時間帯の平均は以下のとおりです。
7:00 | 10:00 | 12:00 | 15:00 | 17:00 | 20:00 | 23:00 |
---|---|---|---|---|---|---|
5.8 | 5.7 | 3.7 | 4.6 | 4.4 | 7.5 | 2.1 |
平均値だけみると、一番遅いのは深夜帯であることが見えてきました。
夜は夜で布団に入りながらスマホを見るということなのでしょうかね。
家にWi-Fi環境があれば問題ないのですが、そうでない場合は深夜の通信は厳しいということになります。
総括
さて、最後に僕自身の感想もふくめて書いておきます。
一言でいうと、「意外と使えた。」という感じです。
正直、もっともっとひどい状態なのかと思ってました。
ただし、僕の使い方は、通勤は車なので、朝晩の通勤時にはスマホは使いません。
お昼時には会社のPCを使っているので、スマホは使いません。
そんな使い方なので、平日に関して言えばメールなどが受信できればよい程度、という感じです。
なので、逆に朝昼晩と、通信環境がスマホしかないような使い方だと、かなり厳しいように思えます。
ただ、特徴①で書いたとおり、2月と3月で全く違う結果が出てしまいましたので、常に使い物にならないかというとそうではありません。
時期によって、遅かったり早かったりするのかもしれませんね。
それをふまえた上での僕の見解としては、「b-mobile無制限プランは、メインで使う回線としてはちょっと厳しい」という事になります。
実際に使う前よりは印象はよくはなりましたが、常時安定して速度が出ているとは言いがたいので、そういう見解になりました。
他社の無制限プランはまだ自分で利用したことはありませんが、大差はないように聞こえてきます。
今の時点では、無制限プランに快適さを求めてはいけないのかもしれません。
あとがき

さて、僕自身、b-mobileを解約するかというと、もう少し使ってみようとは思っています。
あと1ヵ月くらい使ってみて、このまま快適な速度が維持できるのか、はたまた2月の状態に戻るのか。
そのあたりには興味がありますので。
また何か発見があれば、その時に記事にしたいと思っています。
というところで、今日はここまで。