4/1からサービス開始となった IIJのプリフィックス型通話サービス「みおふぉんダイアル」。
それに合わせてAndroid版のアプリもリリースされました。(iOS版は近日リリースとの事)
同じサービスである「楽天でんわ」とどのような違いがあるのか。
早速インストールして調べてみました。
2つの違い
よく使う項目
この画面は、機能上は違いはありませんね。
というか、僕は項目を追加していないので表示されていないのですがね。
ただ、見てお分かりのとおり、楽天でんわは、説明文が表示されています。
何もないより、こういう説明が書いてあったほうが操作に迷わないので親切ですね。
履歴
こちらも同じく、機能上の違いはありません。
でも、表示されている行数が違います。
楽天でんわは10行なのに対して、みおふぉんダイアルは8行。
まぁ、大きな違いはないので、好みの問題という程度でしょうか。
アドレス帳
これはちょっとだけ違います。
みおふぉんダイアルの方には、グループ表示があります。
僕はものぐさなので分類していないのですが、きちんとやっている人は、あったほうが当然使いやすいですね。
また、表示行数は楽天が7.5行、みおふぉんダイアルが6行となってます。
履歴同様、好みでしょう。
ダイアル
入力番号訂正ボタンの位置が違います。
楽天でんわは右下にあるのに対して、みおふぉんダイアルは、表示された番号の右側にあります。
また、楽天でんわには、左下に「アドレス帳へ追加」ボタンがあり、初めてかける番号を登録することができます。
ちょっとした事ですけど、あると便利かもしれません。
設定画面
一番違うとすれば、ここかもしれません。
みおふぉんダイアルは、マニュアルやバージョンなど、見るだけの内容なのに対して、楽天でんわにはきちんと設定項目があります。
①無料通話リスト → 0037-68をつけずに発信できます。
②連絡先フィルタ → どのアカウントのアドレス帳を表示するか設定できます。
③高度な設定 → 起動時に表示される画面等を設定できます。
無料通話リスト
楽天でんわを利用すると通話料は半額になりますが、例外として、ソフトバンクなどで提供している「1:00〜21:00の同キャリア内の無料通話』は適用されないんですね。
もっと正確に言うと、無料通話できる相手に、先頭に0037-68をつけて発信してしまうと、30秒ごとに10円かかっちゃうんです。
それを回避するために、無料通話したい番号をあらかじめ登録しておけば安心というわけです。
逆に、みおふぉんダイアルはこの設定がありません。というか、設定する意味がありません。
なぜなら、みおふぉんダイアルを利用できるのは、みおふぉん契約者だけであり、みおふぉんにはもともと無料通話というサービスはありませんから。
連絡先フィルタ
Androidでは、Googleアカウントごとにアドレス帳をもってたりするので、どのアカウントのものを表示させるか設定できます。
まぁ、個人的にはなくても全然問題ない設定です。
高度な設定
できるのは2つ。
発信時に連絡先へ自動登録:楽天でんわで発信した際、003768を付けた番号を連絡先へ自動登録します。
起動時の画面:楽天でんわアプリを完全に終了した状態から起動時に表示される画面を設定します。
ちょっとしたことですが、設定できると便利。
特に起動時の画面は、頻繁に電話する人なら重視したい内容かもしれないですね。
あとがき

アプリだけ見ると、現状では「楽天でんわ」のほうが痒いところい手が届きます。
先行してやっていただけある、ということでしょうか。
サービス自体の内容はほとんど同じだけに、アプリの細かな使い勝手の違いは地味に大きいかも。
みおふぉんダイアルには、早めのバージョンアップを期待したいところです。
というところで、今日はここまで。