ゲオホールディングスとNTTコミュニケーションズが業務提携しました。
発表されたのは「ゲオスマホ」と「ゲオ×OCN SIM」。
IIJの「BIC SIM」のような販売形態を、OCNでもやってきました。
内容を簡単にだけ整理してみます。
ポイントとなるのは2つ
1.ゲオスマホ
扱うのは、以前から取扱のあった中古端末に加えて、新品機種として freetelの「priori2」、HUAWEIの「G620S」の2機種を追加。
高スペック機ではなく、あくまで格安スマホでの提供ということですね。
ひとつだけ注意点は、priori2は3G通信のみでLTEには非対応であること。
このへんは店員さんが説明してくれるでしょうけれどもね。
参考リンク:
キャンペーン情報 - GEO Online/ゲオオンライン
2.ゲオ×OCN SIM
内容は通常のOCNモバイルONEと同じです。
特典としては、ゲオで使用できる100円割引クーポンが毎月もらえること。
ただし、以下の条件があります。
・ゲオアプリに登録すること。
・DVD/BDの旧作のみの使用可。
お得なのは間違いないのですが、インパクトとしてはちょっと弱いかな^^;
参考リンク:
ニュース 2015年4月2日:ゲオとNTTコミュニケーションズが業務提携 全国のゲオ1,047店舗で毎月の割引クーポン付き「ゲオ×OCN SIM」を新発売 SIMと新品スマホ・中古スマホの自由な組み合わせで、アプリコンテンツも入った『ゲオスマホ』が4月2日よりサービス開始! | NTT Com 企業情報
このニュースで感じたこと2つ
即日MNP店舗が増えるのは好印象
これまでOCNモバイルONEで即日MNPできるのは、ゲオアキバ店の1店舗のみでした。
ですが、2015年第1四半期中に福岡博多口店、大阪日本橋店、札幌狸小路4丁目店、名古屋大須新天地通店、渋谷センター街店の計6店舗で開始し、2015年夏には全国10店舗に拡大するとの事。
格安SIMでのMNPは、大手キャリアと違い、手続きに数日かかってしまうのがネックのひとつですが、それが徐々に緩和されてきていますね。
★過去記事で、即日MNPできるMVNOを少しだけまとめてます。
ゲオも生き残りをかけている
ネットの普及により、実店舗でのレンタル事業は今後縮小していきます。
ゲオとしても、新しい業務形態を構築していかないと厳しいのでしょう。
ツタヤがMVNOに進出するという話も、このあたりからきているのかもしれません。
逆に、実店舗を持たないMVNO側としても、ネット販売だけではなく、実店舗で販売できるのは間違いなく拡販になります。
そういう意味で、この業務提携はお互いの弱い部分を補えるものなのでしょうね。
あとがき

格安SIM業界も、料金面ではかなり競争が激しくなっていますが、それ以外のサービスではやはり IIJが頭ひとつ抜けています。
具体的には、即日MNP可能な店舗数や、先日発表のあった通話割引など。
その IIJの対抗馬としては、やぱりOCNが有力に思えます。
1社が抜けすぎるとつまらないので、どんどん競争してほしいですね。
というところで、今日はここまで。