僕は今、先日申し込んだQUICPayコインを、どうやったら一番便利に使えるか考えています。
一応、腕時計型の専用バンドがもらえるのですが、もっといい方法がないかと思うわけです。
それを考えていると、やっぱり一番の理想型は、コインをさらに小型化して、腕時計のバンドにくくりつける事なんですよね。
そのためには、コインのような丸型だと大きすぎるので、周りを少しカットして四角にするのが望ましい。
でも、そんなことして大丈夫なんでしょうか。
というか、そもそも非接触型ICカードって、どういう構造になっているんでしょうか。
気になったので、ちょっと調べてみました。
参考リンク:
JCB企業情報サイト ニュースリリース - JCB、「QUICPayコイン」の発行を開始
非接触型ICカードの仕組み
非接触型ICカードとは、かざすだけで読み取りができるカードのことです。
具体的には、クレジットカード一体型のQUICPay、iD、楽天Edy、WAON、Suicaなどなど。
それらカードの構造は、簡単に書くとこんな感じです。
ICチップがひとつあり、そこからアンテナの役目をはたす線が、カードの外周に伸びています。
動作の仕組み
簡単に言うと、こうです。
①改札やレジなどにあるカード・リーダライタからは常に磁力線が発振されている。
②そこにカードをかざすと、アンテナの内側をその磁力線が通る。
③「ファラデーの法則」により電磁誘導が起こり、カード内に電流が流れる。
④その電流でICチップが起動する。
⑤コイルに電流が流れることでリーダライタより受けた磁束とは逆向きに磁界が発生し反磁界としてリーダー・ライターへ帰される。
よくできてますね〜。
カードに電流を発生させるためには、アンテナコイルの内側に磁力線を通さなければならない。
つまり、カードくらいの大きさが必要ってことなんですかね。
バッテリーを搭載していないカードが動く理由は、こういう仕組みだったんですね。
普段何気に使っているものですが、こうやって調べてみると、創りだした人に頭が下がる思いです。
参考リンク:
非接触ICカードのエラー防止製品 「フラックス」/非接触ICカードの仕組
リーダー・ライターより受けた磁束とは逆向きに磁界が発生し反磁界としてリーダー・ライターへ帰されます ...
ここで困ったことが
冒頭で書いたとおり、僕はQUICPayコインをカットして小さくしようという目論見がありました。
でも、カットするということは、アンテナを切断してしまうということになるので、電流が流れなくなってしまうのでは??
電磁誘導が起こるのはコイル状になっているからであり、その形状ではなくなると電流も流れなくなるかもしれない。
つまり、高確率で使えなくなりそうですね。
それでもトライしてみたい
僕はこのへんの詳しい知識がないので、頭で考えてても分かりません。
なので、まずは実際にやってみようと思ってます。
でも、いきなりQUICPayコインを使えなくしてももったいないので、QUICPay専用カードも申し込んでおきました。
QUICPay専用カードなら思う存分試せるので、まずはこれで切断してみて、どこで使えなくなるのかを試してみようかな、と。
一番気になるのは、単に切り込みをいれた状態で使えるのかどうか。
もしこれができるのであれば、コイルが完全に繋がってなくても良いことになります。
つまり、おおよそコイル状になってさえいればいい。
そうであれば、こんな事もできるかも。
まだ妄想の域ですけれども、ここまでできればおもしろそうです。
あー、でも、ここまでやってしまうと、仮にできたとしても認識がしにくくなったりするかもしれないですね。
まぁ、やるにしてもまずは専用カードでいろいろ試してからなのですけれども。
あとがき

QUICPayコインは4月中旬頃になるかもしれないようなので、専用カードが先に届くはずです。
なので、まずはそのカードいろいろやってみようと思ってます。
切り込みを入れた瞬間、使えなくなったらちょっと悲しいですが^^;
というところで、今日はここまで。