トピック「WWDC」について
2015年6月9日に行われた「WWDC 2015」で、発表会で明かされなかった新機能の1つに「Safariの広告非表示」があるとのニュースです。
これは、Googleアドセンスで収入を得ているブロガーには結構影響があるニュースではないでしょうか。
これまでもAndroidでは、広告ブロック機能を利用できたりしたようですが、日本で圧倒的シェアを誇る iPhoneの標準ブラウザであるSafariにもこの機能がつくとなると、これまでとは話が違ってくるように思えます。
ユーザーサイドに立ったAppleらしいといえば、らしい
ブロガーでもない限りは、サイトの広告ってやっぱり邪魔臭いはずです。
いや、ブロガーでも邪魔臭いでしょうね。
なので、ユーザーサイドから見れば、歓迎されるべき機能ではあります。
ですが、逆に考えると、アドセンスによる収入をひとつの目的として運営しているブログも多数あるはずです。
少なくとも、僕自身もアドセンス収入はブログ運営の目的のひとつです。
ブログの記事を書くには、それなりの時間がかかります。
有用な記事であればなおさらです。
そういった有用な記事を時間をかけてまで書くのは、役に立つ情報を発信したいという思いに加えて、アクセスを集めることで、より多くのアドセンス収入を得たいという目的もあるはずです。
広告ブロックがメジャー化したら、収益はどうなるか。
今よりも減るのは間違いありません。
問題はどの程度減ってしまうか。
金額が大きくなってくると、情報発信をやめてしまうブロガーも増えて、無料で読める有用記事も少なくなるのではないですかね。
それとも、また別の力が働いて、広告ブロックはダメ!という波もできるのでしょうか。
広告に関しては、個人ブロガーだけではなく、法人でも重要だったりしますからね。
でも、仮に広告ブロックの流れできてしまったとすれば、ブロガーとしてはいろいろ考えなければならないですよ。
残るのはアフィリエイターのみ?
広告がブロックされたとしても、成果型のアフィリエイトには影響はありません。
となると、長期的にみて残るのは、そういったサイトと、収益を一切目的としない趣味サイトになるのでしょうか。
うーん、これは結構悩ましい問題ですね。
このブログも多少の成果型アフィリエイトはやってますが、収益といえるほどの金額ではありません。
じゃあ、これから積極的にアフィリエイトをやっていくかというと、僕がブログを書く理由とちょっとズレてきます。
うーん。
まぁ、とはいっても、そもそもGoogleアドセンスありきでのブログ運営というのは、いつか終わりがくるのかなという漠然とした思いはありました。
こんな話もありまして。
もともとGoogleのさじ加減ひとつで、まともに影響を受けてしまうGoogleアドセンス。
広告自体が意味のないものだとするならば、どこかのタイミングでアドセンスのあり方も変わってしまうわけですからね。
今回の件もそうですが、Appleがやらずとも、いつかは変わっていくものなんでしょうね。
とすれば
ブログ自体の運営方針も、変えていかざるを得ないかもしれません。
変えるとすれば、一部のプロブロガーさんがやっているように、ブログ自体をメイン収益とするのではなく、自分主催のイベントやセミナー等、他の活動を告知する場、という使い方がメインになるのかな。
まぁ、広告ブロック機能自体、すでにAndroidにはあったものですから、iPhoneで採用されたとしてもスマホユーザーの全てが利用するわけではないでしょう。
なので、収益がゼロになるわけではないしょうが、減っていく傾向にあるのは間違いないように思えます。
今までは漠然としていた不安でしたが、今回のニュースで、もう少し具体的に考えておいたほうが良い時期にきたのかなぁという思いです。
あとがき

あくまで僕の推測なので、実際はどうなるか分かりませんけどね。
それほど影響がないかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
でも、どちらになるにしても、そうなってから慌てるより、先に考えておいたほうがいいかと。
というところで、今日はここまで。