ここ最近のカメラにはWi-Fi機能がついています。
カメラに詳しくない僕にとっては、Wi-Fiって写真を転送するだけのものだと思ってましたが、そうではないんですね。
一番のメリットは、リモート操作なのだとか。
それってどう便利なんでしょう。
試しにちょっと使ってみました。
まずは転送方法から
まず先に、スタンダードな使い方である「写真の転送」の手順を書いておきます。
①カメラをWi-Fiモードにする。
TG-4には「Wi-Fiスタート」というモードがあり、この状態にしている時だけWi-Fi通信を行えるようです。
ちょっと分かりにくいのですが、メニューから「Wi-Fiスタート」を選択して。
こんな画面になれば、準備完了です。
② iPhoneからTG-4へ接続する。
次に、iPhoneの設定から、Wi-Fi通信をTG-4に切り替えます。
真ん中にある「TG-4-P-XXXXXX」というのがTG-4ですね。
③ 専用アプリを起動する。
OLYMPUSから提供されている「OI.Share」を起動します。
先程の設定でWi-Fiの接続先をTG-4にしていれば、一番したのステータスが「ON」になって通信できる状態になります。

④写真転送
あとは、転送した写真を選んで実行するだけです。
iPhoneの場合は、これでカメラロールへ保存されます。
リモート操作
次に、リモート操作をやってみます。
画面はこんな感じで表示されます。
まず最初に便利だったのが、フォーカスの合わせ方。
スマホと同様に、タップすればそこにフォーカスが合います。
カメラ本体ではできない操作なので、これができるのは便利ですね。
奥へのフォーカスも簡単にできます。
左側の矢印をタップすれば、ズームボタンを表示できます。
各種モードの変更もちゃんとできます。
内容もカメラ本体にある物理ダイアルと、ほとんど一緒です。
左がアプリ、右がカメラ本体です。
カメラの写真はスマホで撮るしかないので、どうしてもピンボケになっちゃいますね。(^_^;)
レビュー写真を綺麗に撮りたくてカメラ買ったのに、被写体がカメラじゃどうにもなりません。
このもどかしさときたら、もう。
その他、露出、ISO、ホワイトバランスなどもリモート操作可能です。
リモート操作のメリット
数日前の記事でも書きましたが、おおよそこんなメリットがあります。
- ボタン操作による手ブレがない。
- セルフタイマーとは違い、自分の好きなタイミングで撮影できる。
- 被写体の反射で、自分が映り込むのを回避できる。
いろいろ調べてると、マクロ撮影の際には、『手ブレがない』というのが一番のメリットになるようですね。
確かに、超ズーム状態だと、ちょっとした揺れでも結構ブレるのかも。
なので、三脚で固定した上でリモートで撮影するのがいいみたい。
正直まだ、どの程度違いがでるのは分かってませんが、あとで試してみたいですね。
デジタル一眼でもない限りは、そこまで影響があるものでもないのかな、という印象ではありますが。
あとがき

せっかくWi-Fi付きのカメラを買ったので、有効利用するべく、まずは動きを理解するのに使ってみました。
ここからどの程度、使いこなせるでしょうかね。
というところで、今日はここまで。