初めてのホタル撮影から、1週間。
感覚を忘れないうちに、リベンジしておこうと思いまして。
19日のオフ会が終わった後に、すぐその足で帯広に向かいました。
目指すは、十勝が丘公園で開催される『夢ボタル鑑賞会』。
鑑賞会というからには、それなりの数が見られる事を期待して、高速で飛ばすこと3時間。
今回はなんとしても、まともな写真を1枚は撮りたいものです。
事前準備は万全
前回の反省点をもとに、今回はしっかりと準備をしていきました。
▶虫刺され対策
前回はなんと31箇所も刺されて、仕事にも支障がでる始末。
ここは一番に気をつけるところでした。
頭は帽子でガードし、手袋も装着。
虫刺され防止のウェットティッシュ「サラテクト」で顔、首、耳をプロテクト。
これで刺されたら、諦めるレベルです。
▶予備知識
シャッタースピードが何かも知らずに挑んだ前回の撮影。
カメラの操作方法も満足にないまま行ったので、暗闇の中、四苦八苦するはめになりました。
今回は、シャッタースピードの変え方、マニュアルフォーカスのセット方法、ISO感度の限界把握、など、事前に予行練習しています。
少なくとも、現場でもちゃもちゃすることはないはずです。
▶宿泊先も予約済み
夜開催の上に、場所が帯広方面ということで、さすがに日帰りだと厳しい。
なので、1泊することにしました。
当日は1時間くらい撮影して疲れた後、ゆっくり温泉につかって疲れを癒やしたい。
でも十勝川温泉周辺は、さすがにどこも満室で、ちょっと離れますが帯広市内のホテルをなんとかゲット。
3連休だから、混んでるんですね。
なんとかとれて良かった。
現地到着!
まずはホテルに荷物を置きに行きます。
ビジネスホテルのような感じですが、ちゃんと温泉もあります。
部屋はまぁ、寝れればいいので。
さて、ちょっと休んで、早速現地へ向かいます。
場所は更に車で20分くらいかかる「十勝が丘公園」。
現在時刻は、19:30くらい。
確か20:00からなので、結構ギリギリです。
着きました〜。
ご丁寧に看板が立ってます。
誘導員の方から「左奥の明るいところへ向かってくださーい。」との指示があります。
さて、歩いていきますよ。
3連休だからか、結構混雑しています。
家族連れや若いカップル、ご年配の方など、世代を問わずに賑わってました。
明かりのあるところまで来ると、ホタル情報が書いたパネルが並んでいました。
見られるホタルはヘイケボタルのようですね。
北海道で見られるホタルは、大きく分けて2種類。
ゲンジボタルとヘイケボタル。
ゲンジボタルは体が大きく、点灯する時間も少し長め。
ヘイケボタルは小さくて、光る感覚も短くチカチカ点滅するように光るとのこと。
参考リンク: 「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」の違いは?
いよいよ鑑賞会へ
パネルの奥へ少し歩いていくと、人だかりがありました。
列になって並びながら、順番待ちをしている様子。
20人くらいの列の一番後ろに並びました。
少しすると、スタッフの方が説明を始めます。
「これから順番にお通ししますので、もう少しお待ちくださーい。」
「中では立ち止まらずに、ゆっくり少しずつ歩きながら鑑賞して下さい。」
「携帯、スマホ、デジカメなど、光の出るものは禁止ですので、使用をお控えくださーい。」
∑(゚Д゚;) えっ
「デジカメなど、光の出るものは禁止ですので。」
「デジカメなど、光の出るものは禁止ですので。」
「デジカメなど、光の出るものは禁止ですので。」
「デジカメなど、光の出るものは禁止ですので。」
ウソ━━Σ(-`Д´-;)━━ ン! !
マジデスカ・・・。
せっかく宿までとって、はるばる帯広まで来たというのに、この仕打ちですか。
あんまりだよ、おじちゃん。
と嘆いたところで、なにか変わるわけでもなく。
もうここは割りきって、目で見るだけで思い出にするしかありませぬよ、トホホン。
気を取り直して
ここからはイメージ画像でお送りします。
待ち行列はこんな感じ。
みんな2列に並ばされ、脇におっちゃんが腰に手を当てて説明してます。
その横には、犬型の照明がおいてあり、ピッカピカに光ってました。
待ち時間はそれほどでもなく、5分くらいしたら中へ案内されましたよ。
案内されて少し歩いていくと、網で覆われたエリアがあり、入口にお姉さんが立ってます。
なるほど、ホタルが逃げないように囲ってるんですね。
鑑賞会といいながら、ホタルが全然いなかったら、話になりませんもんね。
「足元にお気をつけてお入りくださーい。」
中へ入ると、道は左側へ折れており、柵の向こう側には更に網がはってあります。
この柵の向こう側にホタルがいるようですね。
絵がちょっとアレですが、水辺と茂みがありました。
左側へ少し歩いていくと、おぉ、光ってますよ〜。
前半の説明どおり、ヘイケボタルなので、短く点灯するように光ります。
ポーッと光って、スッと消えるの繰り返し。
数があまりいなかったのが残念ですが、これはたくさんいたら凄く綺麗なんだろうなぁ。
大群の状態で見てみたい。
写真も撮りたい〜、ウズウズ。
全体像はこんな感じで、入口から出口までは、ほんの20mくらいでしょうかね。
ゆっくり歩きながらの鑑賞でも、わずか1分くらいの時間。
も、物足りない・・・・。
待ち行列のところのおっちゃんの話では、もう少し時間が遅くなれば、もっと光ると言っていましたが。
そのためには、また列に並ばなければなりません。
待ち時間はそれほどでもないけれど・・・・見られる時間があれじゃあなぁ (^_^;)
僕はそのまま駐車場へ向かったのでした。
感想
結構人が集まってきていたので、自由に鑑賞させたら大変なことになるとはいえ、かなり不完全燃焼でした。
まさか撮影がダメだとは考えてませんでしたよ。
まぁねぇ。
前回の「ほたるの里」でも、ご年配の方々が、スマホでパシャパシャ撮っていて、結構音がうるさかったものなぁ。
スマホカメラなので、間違いなく真っ暗にしか撮れていないのだけれども、それでも何枚も撮ってたなぁ。
撮影OKにしちゃうと、そういう面での不都合があるんでしょうね。
それに、撮影をしだすと、当然ながらしばらく立ち止まって流れを止めてしまうので、観光としてはよろしくない。
分かるのだけれども。
分かるのだけれども、せめて公式ページには、「撮影禁止」を分かりやすく記載していてほしかった。
まぁ、無料ですしね。
こういう点はしょうがないと思うしかないかぁ。
参考リンク: モール温泉夢ボタル鑑賞会 - 音更町十勝川温泉観光協会
あとがき

ってことで、リベンジはなりませんでした。
時期的に、あまり余裕がなくなったきましたよ。
後は小樽方面が最後の砦。
もう一回くらいは、撮影を試してみたいなぁ。
というところで、今日はここまで。