「千歳・道新花火大会」に行って来ました。
一応は事前の予習を済ませての初挑戦です。
ホタル撮影は散々な目にあっている僕ですが、花火大会はどうでしょうか。
あいにくの雨模様でした
場所は、千歳市の青葉公園。
何度か来たことのある花火大会だったのですが、広い公園なので、入口がよく分からずにウロウロ。
なんか毎回同じように迷っている気がします。
19:45からのスタートだったのですが、当日はずっと雨が降っていました。
夕方くらいからは小雨程度だったのですが、結局はやまずに振り続けてました。
雨のせいか、人もまばらです。
僕は30分前に会場入りしたのですが、この時点ではまだ、人も多くはありませんでした。
濡れたくないですし、車の中にいるのかな。
カメラは、こんな感じでビニール袋でガードしての撮影。
初めての花火撮影に、初めての雨天時撮影。
見よう見真似でのチャレンジとなりました。
雨に晒すとすぐに壊れると聞いていたので、結構ドキドキものでした。
事前準備はよく分からないまま
事前予習では、風上がいいとの事だったのですが、雨をしのぐを優先させて、木の下に陣取りました。
というか、ほとんど風も吹いていなかったので、どちらが風下なのかもよく分かりません。
どうやって測るんだ、これ?
あと、フォーカスは、明るいうちに合わせておいたほうがいいとの事だったのですが、こちらもなんかよくわからない。
一応は、遠くの木に合わせはしたのですが、いいのかこれで? という状況。
なんともよく分からないままの待機となりました。
まぁ、まずは撮ってみないことには感覚もつかめないだろうと思い、そのまま時間まで待ちました。
打ち上げ開始
記念すべき1枚目がこちら。
スタートの合図は、低い位置での花火でしたのでね。
なんか、傘をさしている人を中心に炸裂している感じの写真に。
それと、雨が降っていたので、水滴がかなり写り込んでしまってます。
これは痛恨だった (×_×;)
これ、ファインダーを覗いて見てると、全然分からないんですよ。
普通に綺麗に写っていると思っていたのですが、家に帰ってから確認すると、ほとんどに水滴が写ってます。
失敗したな〜。
もっとマメに拭きながら撮るんだった。
打ち上げ花火の1発目。
最初は、バルブ撮影を使って、手動でシャッタースピードを切り替えながら撮ってみました。
シャッターを開いていたのは5秒。
1発目が打ち上げらて登っていく最中に開始し、花火が開ききったくらいで終了した感じ。
もっと大きく撮れてると思ったんですけどね。
こちらは、2秒。
推奨は4〜6秒とのことだったので、やっぱりちょっと短かった。
でも、単体としては綺麗に撮れてるかも。
打ち上げられ始めると、当然ながら連続で上がるので、シャッターを開くタイミングがよく分からなくなってきます。
こちらは、なんだかよく分からないまま、しばらく開いていて11秒の写真。
一応は2発分が写り込んでますね。
本日のベストショットです。
一番大きく綺麗に撮れたのですが、煙が結構写り込んでいるのと、水滴がちらほら。
なかなかうまくいかないものです。
このあたりから、バルブ撮影をやめて、固定時間でのシャッタースピードにしてみました。
タイミングが早過ぎると、こんな感じで花火が開ききる前の状態になっちゃいます。
これは低い位置で連発であがった花火。
次々と連続して上がるので、どのタイミングでシャッターを押せばいいか分からずに、連写状態でした。
案の定、こんな感じの切ない写真になっちゃいます。
これも結構綺麗に撮れたのですが、水滴が、が、が、が。
でも、1秒だと、やっぱり小さめになっちゃいますね。
露出オーバー、キター!
今日の花火大会は、3部構成で、これは第一部の終了間際の連発花火。
6秒間、シャッターを開いていたのですが、明るすぎてこうなっちゃいました。
そういや、連発を撮影するには「NDフィルター」が必要って、じっちゃんが言ってた。
こちらは、煙がモクモクになっちゃったパターン。
風があまりない日だと、連発で上がれば、どうしても煙が残っちゃいます。
こうなると、撮影テクだけじゃ、どうにもならなそう。
風上に陣取れば、多少はマシになるのでしょうね。
コチラも露出オーバー。
低い位置があがる、噴水のような花火は、やっぱり専用装備がないとだめっぽいかな。
1秒だと、やっぱり小さい。
ちょっと物足りないかな。
さて、ここで注目してほしいのは、下に写ってる、「バットを構えてる人」の影。
この人ですね、ずっと素振りしてたんですよ。
花火そっちのけで素振り。しかも傘で。
雨降ってるのに、花火もあがってるのに、なにしに来たんだ、と。
振ってる振ってる。
まだやってますよ、この人。
花火に集中できなくなるから、こういうおもしろいことはやめてほしい。
ほんとにずっと振ってるんですもの。
撮り終わっての感想
ベストショットはなかったものの、初めてにしては、まぁそれなりに撮れたという印象。
カメラがいいと、腕をカバーしてくれてありがたいです。
全体的な感想としては、
- 三脚は安物でも、それなりに機能する。僕のは2,980円。たまに撮る程度なら十分かも。
- 陣取りは、地方の花火大会なら余裕。雨が振っていたことを考慮しても、それほど気にする必要なし。
- 雨の日は、レンズの水滴はマメに拭き取らないと失敗作を量産するはめになる。
- NDフィルターを持ってない場合は、連発花火は諦めるべし。
- 余程こだわらない限り、レリーズはいらないかも? 指押しでもそれほどブレない。
- ピント合わせはそれほど神経をつかわなくても、それなりに遠方に合わせてれば撮れる。
- カメラの前にいる、おもしろい人に気を取られると撮影に集中できない。とういうか、むしろ、その人を撮りたくなる。
こんな感じですかね。
さて、あと悩みどころは、NDフィルター。
これをつけると、連発撮影はできるのでしょうが、通常の撮影でも暗くなるんですよね。
うーん、安いやつを買って試してみようか。
悩ましいところです。
あとがき

なんにしても、初めての花火撮影、楽しかったです。
カメラの性能的には全く問題ないことが分かったので、あとは撮影のタイミングを覚えれば、もっと良い写真が撮れそう。
まだ何度かチャンスがあるので、再挑戦するつもりです。
それと、iPhoneでも撮影してきたので、そのへんも後日まとめて記事にします。
これはこれで、なかなか大変でした。
というところで、今日はここまで。
花火撮影の事前予習はこちら