先日予約開始された国内初のSIMフリーガラケー「Simple」。
初回出荷分は初日で完売したようです。
「日本初」SIMフリーガラケー、想定以上の人気 初回入荷分を1日で完売 FREETEL「FREETEL」ブランドでSIMロックフリー端末を製造・販売するプラスワン・マーケティングが8月24日に予約受け付けを開始した、「日本初」というSIMフリーのフィーチャーフォン(ガラケー)「Simple」の初回入荷分が初日で完売した。
すごい人気ですね。
端末も5,980円と安いのも魅力のひとつでしょうか。
最近はカメラばかり弄っていて、このへんの情報に疎くなってきているので、今日は久しぶりにちょっと整理してみますよ。
「Simple」の良さとは
FREETEL FT142F-simple 特長|機種一覧|FREETEL(フリーテル)
さて、この「Simple」。
なにがいいのでしょうか?
簡単に特徴を挙げてみます。
- 端末が安い。5,980円。
- 電話特化なので、バッテリーが1週間くらいもつ。
- Simple専用プランなら、SMS付きで月額899円。
- SIMフリーなので、SIMカードサイズ(標準SIM)が合えば、大手キャリアSIMも使える。(UMTSなのでauは使えない。)
- freetelのプランを使えば、2年縛りなし。
- 「通話料いきなり半額モード」があるので、freetelプランでも30秒/10円。
- デュアルSIMなので、海外滞在時などに、2枚のSIMを使い分けられる。
さて、こう見ると、通常のガラケーとの違いはなんでしょうか。
掛け放題プランとの比較は意味がないので、ここではドコモの最安で考えます。
最安はFOMAのタイプSSバリューでファミ割50か、ひとりでも割50をつけて、月額934円にした場合。
freetelとの月額差は誤差の範囲。
通話料はちょっと違いが出てきますが、このプランを選ぶ層は、基本、発信をあまりしない人だと思いますので、これも誤差の範囲。
とすれば、
「2年縛り」の有無が大きいでしょうかね。
最近では、2年縛りがなくなるかもしれないというニュースもあったりますが、現時点ではあくまで噂。
ここを重視するとすれば、十分価値がありそうです。
もうひとつは、「デュアルSIM」。
SIMカードを2枚挿せますから、海外での使用時には重宝します。
海外で日本のSIMをそのまま使うと電話代がとんでもないことになります。
ですが、海外SIMにしてしまうと、電話番号が変わるので、受信には不都合がでる。
デュアルSIMなら、発信には海外SIM、受信には日本SIMということができますのでね。
つまり、「Simple」がオススメの人は、
- 2年縛りが嫌な人
- 海外へ行く事が多い人
ってことですかね。
気になる点
その他、ちょっと気になる点もあったり。
まだ情報が少ないので、なんとも言えない部分ですが。
- MNPには対応しているのか?
- FOMAプラスエリアには対応しているのか?
- 解約金はあるのか?
- 防水じゃない?
などなど。
このあたりも含めると、最初は様子見がいいのかもしれません。
と思ってたら、Keroさんがこんな記事を書いてました。
行動がすばやい!
とはいえ
最近は、スマホを持たない人もちらほら見かけるようになってきました。
そんな人でも、電話だけでもあると便利かもしれません。
月額899円で、電話とSMSが使えて、端末も5,980円、解約もいつでもできる(一定期間は不可かもしれません。要確認)とすれば、ニーズはあるでしょうね。
実際、初回出荷は完売しているわけですしね。
あとがき

ようやく出てきた、格安ガラケー。
選択肢は多いほうがいいに決まってます。
他社も黙ってはいないでしょうから、ここから更に良い物が出てきてほしいです。
というところで、今日はここまで。