前回に続き、スローシャッターの撮影記録です。
今回は、街中にくりだして、雑踏を撮ってきました。
スローシャッターを使うと、どんな写真になるのか。
一応、おさらいも載せておきます。
スローシャッターとは、低速シャッターと同じ意味です。 おもに滝や川、海など水の流れを清らかに表現するときに多用されます。 ただし、スローシャッターでの撮影は手ぶれする可能性が高いので、三脚を使用してリモートスイッチで静かにシャッターを切るようにして、カメラぶれを防ぎましょう。
引用元: スローシャッター - withPhoto
まずは、マトモな写真から
人が完全にボケてますが、今回に限っては、こういう狙いで撮ってます。
『人が足早に歩いているスピード感』を出した写真ってことです。
設定は、2枚とも、F値11、ISO感度1000、シャッタースピード 1/8秒。
ND8のレンズフィルターも使ってます。
100枚以上撮ったんですけどね。
でも、まともなのはこの2枚くらいでした。
もっと撮らないとダメかな。
撮り方
これは、どうやって撮ったかというと、カメラを腹の位置に持って固定しつつ、自分も歩きながら撮影しました。
固定っていうのが結構難しくてですね。
歩くと、どうしても上下に動いちゃうものですから、上下に動かないようにシナリシナリと歩く必要がありました。
しかも、カメラを構えているので、場所を間違うとお巡りさんに連れて行かれます。
エスカレーターとか、超危険。
疑われるような場所では、カメラはしっかりケースにしまいましょう。
失敗作
動きは結構あるのですが、露出オーバーの写真。
これでも、F値 11、ISO感度200、シャッタースピード 1/4秒です。
日差しの強い日中では、1/4秒でも開いているとこうなっちゃうのですね。
日陰なら、まだいけましたけど。
これが、上下にブレちゃったパターン。
カメラを持ちながら、普通の感覚で歩いていると、こうなっちゃいます。
シャッタースピード 1/15秒。
シャッタースピードが短すぎて、躍動感が出てません。
もっと開かないとだめですね。
これは、自分は立ち止まったまま撮影したもの。
横へのブレが小さいので、動いている感じがあまり出ていません。
被写体が走っていれば別ですが、歩いている程度なら、自分も動いてないと上手くブレないです。
つまり、相手も自分も動いていることで、移動量が倍になっているということ。
更には、僕自信が動いていることで、写真中央から外側に向かって景色が動きます。
こんな感じで。
それによって、単なる横の動きではない、スピード感ある仕上がりになります。
もう少し上手く撮れていれば、もっと分かりやすかったんですけどね。
もう少し遊んでみた
今度は、カメラを回転させながら撮ってみました。
シャッタースピード 1/8秒。
使いドコロが難しい撮影方法ですが、おもしろい写真ではあります。
景色がゴチャゴチャしていない場所のほうが、雰囲気ある写真になりそうですね。
感想
シャッタースピードを変えて撮ると、普段と違った写真になります。
普通のスナップ写真もいいですが、ちょっと捻ったテクニックも、知っていると楽しくなりそうです。
そして、スローシャッターを使うなら、やっぱり必要なNDフィルター。
コンデジでは付けられる機種はかなり限定されていますが、使えるとおもしろいです。
SONY サイバーショットRX100M3や、Canon PowerShot G7X などの高級コンデジには、外付けではなく、内蔵NDフィルターがあるようですので、選考する際の基準のひとつになるかもしれませんね。
ちなみに、僕の使っているカメラ Panasonic LUMIX DMC-LX100 は、43mmの外付レンズフィルターが装着可能です。
NDフィルターだけじゃなく、PLフィルターも使えるので、汎用性はとても高いカメラですよ。オススメです。
あとがき

まだまだ奥が深い写真撮影。
他にもいろいろやっていこうと思います。
というところで、今日はここまで。
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